2017年08月15日

働く人の「心の病」、カウンセリングで癒す(エムケイシー合同会社 佐藤由紀子さん)

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shot_03「女性活躍」という言葉が使われるようになって久しい。しかしその一方で依然として社会の中で息苦しさを感じている人は少なくない。その現状について、次回のビズテリア・フォーラムに登壇予定のエムケイシー合同会社の代表、佐藤由紀子氏に聞いた。

同社は最近、企業向けにカウンセリングサービスを開始したが、そのきっかけは同社が働く女性に行ったアンケート調査にあるという。

同社は22歳から34歳の働く女性229名に「心の病」に関するアンケート調査を行った結果、63%が「過去に、自殺・生き難さを考えたことある」と回答。さらに、その苦しみが、心療内科やカウンセリング施設などによっては解決されていない実態が浮かび上がったという。

この調査結果を踏まえて佐藤氏は、投薬によるケアとは別に、カウンセラーによるサポートも必要だと主張する。

「職場の人間関係で苦しんでいる女性達は少なくありません。そのような人達を救いたいという想いから、元々は、私一人で女性限定のカウンセリングルームを作るつもりで本事業をスタートさせました。しかし、事業の準備をしていく上で、優秀なカウンセラーの方々にご協力していただけることになり、『女性』という垣根を取って『企業内カウンセリング』という形にしました」と同社のサービスを開始した動機を語る佐藤氏。

欧米では心の病に対してカウンセリングを行うことは一般的だが、日本ではまだまだ認知度は低い。佐藤氏は、個別の企業に対してカウンセリングサービスを提供しつつ、同時にその啓蒙活動にも行っていくという。

次回のビズテリア・フォーラムでは、佐藤氏はカウンセリングによる人の心の変化を事例に基づいて紹介する予定だ。

(終わり)


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