2017年09月11日

モチベーション・やる気をアップさせた成功事例 まとめ

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メンバーのやる気やモチベーションを上げようと思っても、なかなか思うようにいかない。
業績アップや効率化に取り組んでも、結局は「メンバーのやる気がない」という壁にぶち当たってしまう。

こんな悩みを抱えているリーダーは少なくありません。

そこで、やる気やモチベーションを高めるためのアプローチを、当編集部が「これは凄い!」とか「これは面白い!」などと思ったものを一挙に紹介していきます。

やる気・モチベーションの源泉を知る

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グローバルトレーニングトレーナーの山口博さんによると、人のやる気やモチベーションは「モチベーションファクター」と呼ばれる6つの要素に分類できるといいます。

話す相手がどのモチベーションファクターを持っているのかを見極めてコミュニケーションをすることで、人のやる気を引き起こしたり、エネルギーをかきたてることができるそうです。

つまり、「その人のやる気・モチベーションの源泉は何か」を知ることが大事だということです。

山口さんは「モチベーションファクター」を以下の様に分類しています。

牽引思考(肉食系、狩猟系)
1. 目標達成
2. 自律裁量
3. 地位権限
調和思考(草食系、農耕型)
4. 他者強調
5. 安定保障
6. 公私調和

詳しくは山口さんの著書「クライアントを引き付けるモチベーションファクター・トレーニング」を参照してみて下さい。

「ゲーム感覚で褒める」を戦略的に

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学校教育の現場などでも「褒めて伸ばす」と言われています。しかしただ単に褒めてもだめな様です。

新子明希さんの経営する株式会社シンクスマイルは、スマートフォンを使って社員同士でゲーム感覚で褒めることのできるアプリを開発・運営しています。もともと社内用として作ったアプリがあまりにも効果があったので外部にも公開したということ。

このアプリを使って社員は一日一回だけ、社内の誰かを褒めます。単に褒めるのではなく、あらかじめ用意されている「選択肢」を選んで「褒める」を実行するのです。

例えば、「今日は『気配り』が良かったね」とか「さっきの会議での発言、『発想力』がありましたね」などといった具合です。

これらの「気配り」や「発想力」といった選択肢は、実は、その企業の行動指針に対応しています。つまり、「褒める」を実行することで、その企業が社員に求めている「行動」が実行されて、褒めれば褒めるほど社員が一つの方向に向かって進むようになるという仕組みだそうです。

このような良循環が、社員のやる気やモチベーションを高めるとのことです。

給料を下げる

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「給料を下げたら、やる気は逆に下がってしまうのでは?」と思った方もいるでしょう。全員の給料を下げるということではありません。

株式会社あしたのチームの代表、高橋恭介さんは人事評価において「フェアに差をつける」ことの重要性を指摘しています。つまり、結果を出す人には給料を上げて、出せなかった人には給料を下げるということ。

同社はクラウド型の人事評価システムを提供している会社。これまで、約800社の中小企業に導入して、数多くの成功事例があるといいます。

そんな実績多数の高橋さんは、「日本はこれまで人事評価制度が実質的にはなかった」といいます。形だけはあっても、それが本当の意味で、社員を評価していなかったというのです。

これでは、社員は頑張っても頑張らなくても、それが給料のアップダウンには関係ないことになり、仕事のモチベーションはあがらないという訳です。

実行性のある人事評価制度の導入によってやる気やモチベーションが上がるというのが、高橋さんの主張です。

高橋さんはこのような点も含めて、「働き方改革」についての提言を大臣に行ったといいます。その詳細はこちらで紹介しています。

働き方改革を成功させる人事評価制度。一億総活躍担当大臣への政策提言の中身とは

改めて仕事を明確にしてみる

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みのり経営研究所 代表の秋山健一郎さんは、人事制度戦略の本質は仕事の役割にあると言っています。

実は、仕事の内容が明確に決まっていない職場は意外と少なくありません。ある会社で経営人側と現場側とそれぞれに「現場の仕事は何か」というアンケートをとってみたところ、経営側、現場側での回答は一致しなかったという事例があるそうです。

つまり、「何をすればいいのか分からない」という現場の本音が実は多いのかもしれません。

改めて仕事を明確化することで、モチベーションが上がる可能性はありそうです。

詳しくは「働き方改革、成功の鍵は役割の明確化」を参照下さい。

副業・兼業を応援する

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最近は「働き方改革」によって副業や兼業を認める企業が増えてきました。しかし、それだけでは十分ではないそうです。

エッセンス株式会社の代表、米田瑛紀さんは経営側が従業員の「社外活動」を推奨し、支援してあげることで、社員のやる気はぐっと上がるそうです。

すでに東京電力などの大手企業で実践しているところが増えてきているとのこと。詳細は「働き方改革を後押しする『プロ人材』とは」を参照してみて下さい。

社員に歌をプレゼントしてみる

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アンカーネットワーク代表、碇隆司さんは、結婚式など社員の何か節目になるイベントの時に、その社員のために歌を作詞・作曲してプレゼントするそうです。

結婚式であれば、結婚式場で作った歌をギターの弾き語りで披露するそうです。こんな素敵なプレゼンをもらった社員の人は一生の思い出になりそうですね。それがモチベーションとなって業務も頑張ろうとするのではないでしょうか。

しかし作詞・作曲は簡単に真似はできません。参考にならない事例かというと、そうでもありません。

歌をプレゼントされた喜んだ社員は、実はプレゼントそのものが嬉しいのではありません。社長が自分のために、ここまで時間を労力を使ってくれたということだと思います。この点は歌や曲が作れない私達にも参考になりそうです。

詳しくは「社員が思わず感動!社長からの素敵なプレゼント」を参照下さい。

無人島に行ってみる

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沖縄の那覇から車で約2時間、フェリー・船で約1時間半。沖縄本島の中心部から北上したところに屋那覇島という無人島があります。

この無人島を貸し出すサービスをしている株式会社 ヤンバルコビトの代表、大城福盛さんによると、この島を借りる人たちは主にキャンプやレクリエーションなどを目的とした個人や団体が多いとのことですが、時折、企業が研修目的で借りることもあるそうです。

ある上場企業の役員の方は役員就任を機に、その部下たちと一緒にこの島で2泊3日の共同生活をおくったそうです。電気やガス、水道など、一切の社会インフラがない中で、食料を調達したり、食事を作ったり、寝床を確保したり、様々なことに挑戦。そのような中で、社員との絆やつながりが深まったそうです。

(終わり)


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