2017年09月20日

本当の自分を受け入れるカウンセリングが、社員のモチベーションをアップ(エムケイシー合同会社 佐藤由紀子さん)

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第19回ビズテリア・フォーラムにおいて、エムケイシー合同会社の佐藤由紀子氏が登壇した。その中で同氏は、メンタル不調の主な原因は本人の性格にあると指摘。「働き方改革」が進められている裏で問題になっている社員のメンタルの問題にどのように対処すべきかを語った。
【ビズテリア編集部】

問題に気付かせることがカウンセリング

当社は元々、私の前職の経験を生かした、ゲームをはじめとするマーケティング会社でした。

しかし、先月より、カウンセリング事業を中心とする方向に舵を切りました。PRの経験を生かした、私たちだからこそできるカウンセリングを提供しています。

さて、ここに米国ギャラップ社による日本人の仕事の熱意度についての調査結果があります。

これによると、熱意あふれる社員はわずか6%しかいません。24%は周囲に不満をまきちらす無気力な社員であり、70%はそもそもやる気のない社員だということです。

ビジネスマンの目標達成にあたって「コーチング」という支援がありますが、94%の社員にはコーチングをしても結果は出ません。自己成長に向けて、何が問題かを気付かせることが必要です。これが「カウンセリング」です。

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交流分析で本当の自分に焦点を当てる

ところで、社員のメンタル不調の原因ですが、ある調査によると、その7割は本人の性格に問題があるということです。パワハラやセクハラを受ける人においても、自分自身に何かしら問題を抱えているということが指摘できます。

では、本人の何が問題なのか。それは、「このように見られたい」という理想の自分と本当の自分が一致していないことです。そこには、左脳における認知にゆがみがあり、間違った情報が右脳に送られる、といったことがあります。ですから、カウンセリングを通じてこのゆがんだ認知を取り除くことになります。

歪んだ認知に気づいてもらうカウンセリング技術の一つとして交流分析があります。これは、アメリカの精神科医エリック・バーンが提唱した理論です。

人には3つの自我があります。両親を模倣するP、自身の経験が生かされた客観的なA、子供の頃と同じような感情のCの3つです。

Aの自我で受け答えをしていれば問題ないのですが、Aの自我で発信されたものがPやCの自我で返された場合に、コミュニケーションのゆがみが生じます。カウンセラーはクライエントがその歪みに気づくようにサポートをします。

ゆがんだ認知は、それ自体は悪いことではありません。そのことで生きることができるケースもあります。大事なのは、このゆがんだ認知をいかにして手放していくかです。

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価値観やビジョンが持てる人生を

ドラッカーは、「あなたは人生が終わるときに、何で記憶されたいのか。50歳になっても答えられなかったら人生を無駄にしたことになる」と言っています。価値観とビジョンがない人生はあてもなく同じところをぐるぐる回るだけか、動かないでじっとすることになります。

生きる上で、価値観とビジョンは非常に大事です。私たちはクライエントの人生が生きやすくなるお手伝いをさせていただきます。

(終わり)

エムケーシー合同会社
https://www.mkc2.net/


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