2017年09月24日

IoT・スマートロックを活用して不動産事業のスマート化をサポート(ライナフ 滝沢潔さん)

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不動産業界にもIoTの波が押し寄せている。物件をはじめ様々な施設の鍵を管理する手間がIoTによって削減されるというのだ。第19回ビズテリア・フォーラムに登壇したライナフの滝沢潔氏は、不動産業界でのIoT活用の事例を紹介。その内容とは。
【ビズテリア編集部】

不動産の仲介手数料がなくなるスマート内覧

当社の主な製品は、スマートフォンで鍵の開け閉めが簡単にできる「ニンジャロック」というスマートロックです。不動産向けIoTサービスです。

ところで、賃貸物件を探すにあたって、7割の方はインターネットを使っています。気にいった物件があれば、サイトに問い合わせます。このとき、仲介会社に問い合わせがいきます。お客様が内覧するにあたっては、仲介会社が不動産管理会社に鍵を取りに行き、その鍵をもって内覧することになります。

契約にあたっては、お客様は仲介会社に家賃1カ月分の仲介手数料を、不動産管理会社に同じく1カ月分の管理料を支払います。しかし、お客様が不動産管理会社と直接取引できたら、仲介手数料を支払わなくてすみます。

スマート内覧というサービスは、これを実現したものです。

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施設や建物の無人化を支援するスマートロック

賃貸物件にスマートロックを取り付ければ、お客様は仲介会社を通さず、ウェブ上の手続きで直接内覧に行くことができます。

気にいった物件の内覧予約をインターネットで行ない、現地で指定された番号に電話をすると、スマートロックが解除されます。さらに、現場にはタブレットが設置されており、気にいればその場で契約申し込みをすることができます。

なお、スマートフォンのアプリにすることも検討したのですが、実は不動産業界の方々にはスマートフォンが普及していないため、音声通話によるサービスにしています。

さて、現在、約130室の空室でスマート内覧を運用しています。

私たちとしては意外だったのは、このサービスを使っていただいているクライアントの8割が仲介業者だということです。仲介業者としては、不動産管理会社に鍵を取りに行かずに済むので便利だということです。

この他にも、私たちはスマートロックを活用した貸し会議室の無人運営などに取り組んでいます。インターネットを通じて効率化し、収益化させていきます。

私自身、不動産業界の出身ですが、このIoTをもって不動産をおもしろくしたいと考えています。

(終わり)

ライナフについてはこちらをご参照下さい。
https://linough.com/


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